【開催報告】遊んで学べる!最新プログラミングトイ体験会 in ねりまCoconeri
2017年4月30日 ねりまCoconeriにて「遊んで学べる!最新プログラミングトイ体験会」を開催いたしました。
ひらめきボックスcoporiiを3月21日にオープンし、4月15日に開催した第1回とあわせて初のイベント開催となりました。初開催ということで反省点も多々ありますが、たくさんの子供たちと遊んで、保護者の方と意見交換をする機会を持てたことは素晴らしい体験でした。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
前回の開催報告では、それぞれのおもちゃに焦点をあてて、説明を加えながら子供たちの遊ぶ様子についてレポートをしました。
【開催報告】遊んで学べる!最新プログラミングトイ体験会 in 3331 Arts Chiyoda
今回は体験会の流れにそって会場の雰囲気が伝わるようなレポートをしてみたいと思います。
1.体験会のはじまり

体験会の当日は日曜日、暑いくらいの晴天に恵まれました。
開催時間は13:30〜16:00の2時間半。練馬駅から徒歩1分のCoconeri会議室を利用させていただきました。
13時ちょうどに一組目の親子が来場、時間前で準備ができていなかったので少しお待ちいただいてから受付開始。受付後に5〜10分くらいかけて、ひと通りおもちゃの説明をさせていただき、そのあと、自由に遊んでいただきます。
来場時間は自由で、時間内に来ていただくことになっていますので、1組目の案内を終えた後、途切れなく来場が続き、14時を過ぎるころには、空いているおもちゃがなくなってしまうほどの混雑になっていました。

14:30あたりに少し来場が落ち着いてきたので、アーテックロボを使って「ロボットとプログラミング」についてのワークを実施しました。「アーテックロボを使ってロボットの仕組みとプログラミングについて説明をしまーす!興味がある子は集まってくださーい!」と声をかけると7名の子供がワッと私のまわりを取り囲むように集まります。
「早く、早く」
「さわってもいい!?」
みんな目の前にあるロボットに興味津々。急かされながら説明を始めました。
ワークに使ったのはアーテックロボで作った自動ドアのロボットです。
赤外線センサーに手を近づけるとドアが開く、という単純な動きをします。
「自動ドアなのに、ロボットってちょっとヘンかな?みんなの思ってるロボットとは違う?」
「じゃあ、ロボットってどういうもののこと?」
と問いかけてみます。
「機械」
「お掃除ロボ!」
と声が上がります。
落ち着いたところで、ロボットについての簡単な解説をしました。
「この自動ドアは3つの機械を使っています。ひとつは”センサー”、これは人間でいうと目や耳、手のように何かを感じるところ。」
「ふたつめはコンピュータ。人間でいうと脳みそ、センサーからの情報を受け取って考えるところ。」
「最後は”モーター”、コンピュータの命令で動く。自動ドアはモーターが動くからドアが開きます。」
「センサー、コンピュータ、モーター、この3つを組み合わせて動くものを"ロボット"といいます。だから、この自動ドアも"ロボット"なんです。」
(※モーターを使用しないものもありますが、理解しやすいように説明を簡略化しています)
次にスタディーノのプログラミング環境をみんなに見てもらいました。
センサーに手を近づけると、パソコンの画面の「せきがいせんフォトリフレクタ」の数字が大きくなります。この仕組みを使ってとてもシンプルなプログラミングをしています。
「せきがいせんフォトリフレクタ」の数字が10より大きい場合はドアの角度を20度にする
→ドアが開く
「それ以外の場合は、ドアの角度を90度にする」
→ドアが閉まる
この後、集まってくれた子たちで順番にドアの角度の数字をかえて、ドアの位置がどう変わるかをあてるゲームをして遊びました。

15時をすぎると少しづつ人が減ってきて、残った子供たちが会場内を行ったり来たりしながら、自由に遊び始めました。大人は遊び場の隣に作った休憩場所でのんびり本を読んだりして子供たちの様子を見ています。
前回の体験会でも感じたことですが、子供たちは自分の好きなおもちゃを見つけると夢中で遊び始めます。知らない子たちと一緒にわいわい盛り上がりながら。みんな本当に楽しそうです。私のところへ「見てみて!」「これどうやるの?」と話しに来てくれる子もたくさんいました。
あらためて、”おもちゃ”がコミュニケーションのツールなのだということを強く感じます。
特にプログラミングトイの場合、遊んでいる中でつまづくことが出てきます。うまく動かなかったり、使い方が分からなかったり。
だからこそ、誰かと教えあったり、聞きに行く必要が出てきます。
そこに新しいコミュニティが生まれる種があるんですね。
プログラミングトイは、おもちゃ屋さんに並んでいる商品と比べると「少し難しい」おもちゃです。しかし、だからこそ、子どもたちが夢中で遊ぶ中に「チャレンジする」「問題を解決する」「達成感を味わう」というスパイラルが生まれ、子供たちを確実に成長させてくれるのだと思います。
今回準備したおもちゃは全部で8商品。プログラミング関連の書籍を4冊。そして、iPad miniを2台置いてScratchJrというプログラミングアプリで自由に遊べるようにしました。
プログラミングトイに関して気になることや、体験してみたいおもちゃのリクエスト、体験会の開催依頼など、こちらからお気軽にご連絡ください。
【アーテックロボ】
・日本の教材メーカーが作った、 ブロックと電子部品を組み合わせた電子工作系のプログラミングキット
【コード・A・ピラー】
・3歳から使えるイモムシ型のかわいいプログラミングロボ
【Dash(ダッシュ)】
・世界中の学校で導入されている楽しくプログラミング学習のできるロボット
【MakeyMakey(メイキーメイキー)】
・つなげたものをタッチパッドやキーボードに変える不思議なクリップ
【MESH(メッシュ)】
・誰でもクリエイターになれる!ソニーが作ったおしゃれなプログラミングガジェット
【Edison(エジソン)】
・車体にLEGOブロックが付けられるから楽しく遊べる。 小型二輪プログラミングロボ
【KATAMINO(カタミノ)】
・3歳から99歳まで。36,057通りの組み合わせが数学脳をつくる!
【グラビティメイズ】
・通り道をふさがずにスタートとゴールを繋ぐタワーを配置するには?立体的に考え、ソリューションを導き出す重力迷路ゲーム!
【ルビィのぼうけん】
・世界中で大ヒットしたプログラミングの絵本。ルビィと一緒にテクノロジーの世界を冒険しよう!
【学研まんがシリーズ】
・まんがだからスイスイ読める!コンピュータとプログラミングが面白くなる学習まんがが登場!
【ScratchJr(スクラッチジュニア)】
iPad, Androidのアプリストアでフリーでダウンロードできます。
Fun ScratchJr: https://www.fun-scratchjr.com/activity/
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